AOFUAサマーキャンプ 2023

萩原 和佳奈

学んだこと

SDGsの講義・グループワークでは、オンラインと対面でSDGs2,4,11,13をテーマに各大学の教授からレクチャーを受け、それを踏まえてグループでディスカッションとプレゼンを行いました。 特にディスカッションを行う中で各国が現在行っている取り組みを踏まえてアイデアを出し合うことがあり、 SDG13 Climate actionの話し合いの中で挙がったKL car free morning(現在マレーシアが行っている、週末の午前中にクアラルンプールの車道の一部を歩行者天国とし、渋滞や環境負荷の改善を行う試み) が都心部での取り組みとして規模が大きく、印象的でした。 最終プレゼンテーションは教育をテーマに行いました。 他の国の学生と話していても各国ともに共通する既存の学校教育の仕組みの問題点や若年層への職業教育の不十分さがあることが分かり、改善の必要性を感じました。 プレゼンの際には、聞き手の興味の惹きつけ方や説得力を持たせるためのデータの取り入れ方、 スムーズな流れの作り方などは大学の英語の授業で学ぶような教科書的なフレーズや流れと異なる部分も多くあり、 実際に他国の学生とプレゼンを行ったからこそ学ぶことができたことだと感じました。
バディとの食事やゲーム、UTMの学生との会話からはマレーシアの文化について知ることができました。 特に宗教については、今まであまり深く知らなかったイスラム教のラマダーンや日々の礼拝、食事や風習、大学生活の中での宗教の扱いについて同年代の学生との会話やモスクの訪問を通じて多くの学びを得ました。 UTMの学生と空き時間にクアラルンプールの観光地やマーケットを訪れ、現地の人々の日常生活やクアラルンプールの街について知ることができました。 デラサール大学の学生との交流からはフィリピンの文化や風習を学び、各国の伝統衣装を着用してのfarewell dinner では素材やデザインに地域ごとの特徴が見られ、同じ国の中でも違いがあることを学びました。